住まいづくりは、人生を豊かにするためのとても大切なテーマの一つですね。
住まいづくりをお考えなら、今が好機との見方があります。
住宅金融支援機構が発表した民間提携の長期固定金利住宅ローン
「フラット35」の最新の金利水準は、
融資期間21~35年の融資金利(融資率9割以下)が年1.120%と、
超低金利が続いています。
わずか5年前の2012年には2%を超えたこともありましたが、
金利が1%違うだけで返済額は大きく異なります。
借入金額3000万円、借入期間35年、ボーナス返済なしの元利均等返済の場合、
金利が1%違うと返済額の差は約624万円にもなります。
「フラット35」の金利は、昨年末から上昇の動きも見られますので、
お得にローンを組むなら今がチャンスかもしれません。
英国の欧州連合(EU)離脱やトランプ米大統領の誕生、
そして、これら予想外の事態を受けた株式相場の反応など、未来予測が
極めて難しい時代になってきて、少し先の経済情勢も読めない状態です。
住宅のような大きな買い物をするなら、お得に購入できる機会を確実に
ものにするのが賢明と言えそうです。
もう一つ注目すべき点は、父母・祖父母からの贈与の非課税限度額です。
自分が住むための住宅を新築するために受ける資金贈与は、
一定の要件を満たす場合、1200万円まで非課税となります。
消費税が10%に上がらなければ、限度額1200万円は2020年度で終わり、
それ以降1年ごとに200万円ずつ下がっていきます。
もし親類から援助が受けられそうなら、節税の観点からも早めに住まいづくりに
取り組みたいところです。
この好機を生かし、妥協せず、安心して住まうことのできる
上質なマイホームを目指してみてはいかがでしょう。
# by cost-chuo | 2017-04-03 14:20 | 土地や建物のお金の話